グリップ・GRIP

グリップ横から01 グリップ横から02 グリップ後ろから01 グリップ後ろから02

グリップ で考えることは、まず親指と人差し指です。
ダーツ を左右から挟み込むように持つのが良いと思います。
この時、 ダーツ の右側(右投げの場合)から人差し指をかぶせるのではなくて、 ダーツ の後方から持つようにしましょう。
上の左側2枚の写真が ダーツ を右側からかぶせるように保持した形、右側の2枚が ダーツ を後方から保持した形です。
ペンを持つというより、お箸を持つ感じに近いです。

指先 人差し指が立ったグリップ

人差し指に関してですが、指の先端の平の部分で ダーツ を保持しないようにした方が良いと思います。
この部分は非常に器用で、投げる際に無意識に動いてしまうことがあるのです。
このためリリースの瞬間に ダーツ をこねてしまったり、弾いてしまったり、と余計な動きをしてしまいがちなので、 そこでは保持せず、最初は上の左の写真のように少し下の方で保持することをオススメします。

慣れるとどんどん下の方でもつこともできます。
私は今現在は第二関節付近で持っています。
人差し指に先端は添える程度に触れるのが良いでしょう。
上の右の写真のように人によっては、先端を ダーツ に触れさせず、人差し指を立てているというパターンもあります。
上でも書いていますが、力が入って指が動いてしまっても、その力が ダーツ に伝わらないというのがいいと思います。

グリップ親指下から グリップ親指左から

親指に関してですが、左側左の写真のように親指を ダーツ の下方向から当てるという方法がありますが、 個人的には左の右側の写真のように親指を左側(右投げの場合)から当てる方が良いと考えています。
下方向から当てた場合、 リリース の瞬間に弾いてしまうと思います。

個人的見解ですが、この弾くという動作は不確定要素が多いと考えます。
いかに毎回同じように投げるかということが大切なので、不確定なことはできるだけ排除したほうが良いと思います。
人差し指ついても同様です。

2本のダーツ

持つ位置ですが、 バレルカット が入った部分を持ちましょう。
飾りで入っている カット というのもありますが、 カット というのは バレル を設計する際に指が触れるであろうと想定された場所に入っています。
左の写真は2種類 ダーツ が写っていますが、どちらも バレル の後方の部分に集中的に カット が入っているのが分かると思います。
まずはその部分に親指と人差し指をあてて持ってみましょう。
ほとんどの場合、 バレル の後方部分だと思います。
バレル 全体に カット が入っている バレル もありますが、 後方部分を持つことをオススメします。

とはいうものの持つ位置に絶対の決まりはないです。
本来は好きなところを持てばいいのです。
私がここに書いてることを無視しても全く問題ありません。

バレル 後方を持つことをオススメする理由は、 ダーツ に力が乗りやすいと感じているからです。
バレル 前方を持つと ダーツ を飛ばすのにものすごく力がいります。
もしくはしっかりと ダーツ を前に押し込むように投げる必要があります。
後ろ重心の ダーツ を投げるのと同じです。

ダーツ を力で投げようとすると正確なスローをすることが難しくなりますし、 ダーツ を弾きやすくもなるでしょう。

ダーツ を投げるということにおいて、力を抜くということがすごく大切なので、 できるだけ少ない力で、 ダーツ を効率よく飛ばした方が良いと考えます。
し、その方が楽です。

親指と人差し指の位置関係ですが、構えたときに ダーツ がまっすぐボードに向くように調整しましょう。
この時に両目で見ていると正確な向きを捉えることができません。
片目を閉じて、一つの目だけで見て正確な角度を確認してください。
慣れるまでは頻繁に片目を閉じて向きを確認したほうが良いと思います。
私は今でもたまに片目で確認しています。

この状態で中指を ダーツ の上側に添えるというのが、基本と言われている3フィンガーです。
その3フィンガーに薬指を追加すると4フィンガーです。
薬指は ダーツ の上側に添えるタイプと下側に添えるタイプがあります。
このへんがよく見るグリップのタイプですが、他にもざまざまなグリップを見ます。

この項でも長々と親指と人差し指のことを書きましたが、 やはり、この二本の指を重要と考えているプレイヤーが多いようです。
この二本さえしっかり決まれば、あとの指はある程度自由にすればいいというのが、 大半の見解だと思います。

問題はこの二本をどういうふうに決めるかというところですね。

後は力を抜くということです。
グリップはただの台です。
強く握ってしまうと ダーツ の動きを邪魔してしまいます。
ダーツ を持ったときにフライトを引っ張ってみて、 ダーツ がスルッと抜けるぐらいが良いです。

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