投げ方
構えてみましょう。
まずは投げ手と前になる足は同じです。
左の左側の写真のように、右手で投げる方は、右足が前になります。
投げ方の説明は、右手で投げる場合で説明します。
最初に右足を
スローライン
(ここから投げてくださいというライン)に置きます。
この時ですが、スローライン
はほとんどの場合床にシールが貼られていると思います。
シールのボード
側の端を規定のラインに合わせてありますので、上の右側の写真のようにシールを思いっきり踏んで、
かつ、シールから足が出ないというのが正しい位置です。
距離が毎回変わると、せっかく同じように投げても入らないので、いつも同じ位置で構えるように注意しましょう。
次にダーツを持つわけですが、ポイントは人差し指と親指です。
この二本の指でダーツを左右から挟む感じです。
写真はグリップを上から見たものです。
親指と人差し指はこういう感じです。
ペンをもつというよりもお箸を持つ感じの方がよいと思います。
中指と薬指はダーツの上側でも下側でもある程度持ちやすい形でいいと思います。
実際私も最初は中指と薬指を上にのせた4フィンガーだったのですが、中指上薬指下の4フィンガーになり、
親指と人差し指だけで持つ2フィンガーになり、そこからまた中指を上にのせて3フィンガーになり、
現在は中指と薬指を上にのせる4フィンガーに戻るというふうに変化しています。
下の写真は左から2フィンガー、3フィンガー、4フィンガーの薬指上、4フィンガーの薬指下です。
ダーツを目線に合わせます。
この時にヒジを伸ばし過ぎないようにします。
その状態から手前に腕を倒しますが、ヒジが動かないように気をつけてください。
腕を倒した状態から、狙っている場所に向かって腕を伸ばしてください。
たぶん、これだけで投げると下の方に飛んでいくと思います。
それはダーツを放すのタイミングが遅いのが原因です。
対策としては、放物線を意識して投げるということです。
少し上に向かって投げてみましょう。
どんなにシャープな軌道でも、必ず放物線を描きます。
それを理解して投げることが大切です。
投げ終わった後に、腕をそのまま残してみてください。
その時狙っている場所に手が伸びているか確認してください。
投げる動作全般を通して言えることは、無駄な動きをしないということです。
しっかり腕を振れたとしても、体がぐらつくとその分ずれてしまいます。
全身の力を抜いて、腕だけで投げるようにしましょう。
最初は投げにくいかと思いますが、投げていく内になぜこの投げ方が良いのか分かってきます。
基本を無視すると、すぐに頭打ちになってしまうので、がんばって実践してみてください。