スタンス・STANCE
スタンス
について気をつけるポイントは、体をねじらないということです。
最初、構えるときは
スタンス
を決めてから上体を決めていくと思いますが、
逆に上体の角度を決めてから、足を置く場所を決める方が、腰にひねりを作ることが少ないです。
ダーツ
を構えたら、無理のない自分の投げやすい上半身の位置、角度を探してください。
その位置から自然に足を下したところが
スタンス
です。
コツとしては、右肩と左肩を結ぶ線をイメージしてください。次に右足と左足が接地しているところを結ぶ線をイメージしてください。
その二つの線が真上からみて重なるようなイメージで足を置いてみてください。
身体の中にひねりがあると、それがもとに戻ろうとする力が働いて、投げるときにぶれたり、疲れやすくなったりします。
ダーツ
を投げたあと、体のどこかが痛くなったら、構えの中に無理な姿勢があると思います。
あくまでも力を抜いて楽にというのが基本です。
一般的には、
ボード
に対して身体が垂直に近いクローズスタンスから始めることが多いと思います。
クローズスタンスでは、身体が
ボード
に対して垂直に近いため、
スローライン
に足の外側のラインが沿う形。
スローライン
に平行に足を置きます。
オープンスタンスと呼ばれる形では、
スローライン
に対して垂直に足を置きます。
クローズスタンスとオープンスタンスの中間がミドルスタンスになります。
反対の足は、上に書いてあることを頭にいれて、自然な位置に置いてください。
この時、前に来る足のヒザは伸ばした方が良いです。
ヒザを曲げて、少し腰を落としたほうが安定するという方もいるかもしれませんが、
ヒザを曲げると疲れやすいし、投げるたびに高さが変わる可能性もでてきます。
あと体重のかけ方について書いておきます。
体重は、ほとんど前足にかけてください。
100~80パーセントは前足に体重をかけます。
この時に
ボード
に近づきたい気持ちから、上半身が前に傾いてしまうことがあります。
前に傾くと右肩が下がってしまい、身体が起きているときよりもさらに上に投げる必要がでてきます。
これはきれいなフォームを維持することも難しくなります。
たいして長時間投げてるわけでもないのに、足の裏が痛くなる場合があると思います。
たいてい痛い部分は足の外側だと思います。
当然足の外側に体重をかけ過ぎです。
構えた時に足の裏のどこに体重がかかっているか注意してみましょう。
かかと側に体重をかける、内側に体重をかける、足の裏全体で体重を支えるなど、体重のかけ方を工夫してみましょう。